活性酸素 ミトコンドリア

ミトコンドリアが働かず活性酸素が大量発生

 

 

わたしたち中高年にとって、糖質過多で問題なのは
高血糖の状態化やAGEの発生だけではありません。

 

ふだんの食事で糖質をとりすぎていると、解糖エンジン
によって、ミトコンドリアエンジンの活躍の場が
奪われてしまうことも問題です。

 

ミトコンドリアエンジンは、主に酸素からエネルギーを
生み出しますが、活躍の場を奪われると、今度は大量の
酸素が余り、その一部が活性酸素(攻撃力の強い酸素)
へと変化します。

 

活性酸素と言えば、体をサビつかせて全身の老化を
招き、万病を引き起こす元凶です。

 

活性酸素は、細胞の遺伝子をも傷つけてガン化を促し
たり、悪玉(LDL)コレステロールを酸化させて
動脈硬化のきかっけを作ったりします。

 

また、血管を調節するインスリンの分泌器官である
すい臓のランゲルハンス島を攻撃して、糖尿病を悪化
させる一因にもなります。

 

活性酸素は寿命を決めるテロメアも短縮させる恐れ大

 

さらに活性酸素は「寿命の回数券」といわれる
テロメアにも悪影響を及ぼします。

 

テロメアとは、生物の遺伝子情報が収まっている
染色体の先端を保護するいわばキャップのような
役割を持っているものです。

 

とはいえ、単なる保護キャップではなく、細胞の寿命を
調節していることから「寿命の回数券」と呼ばれているのです。

 

その裏付けとして
人間が生まれた時に約1万個あるテロメアが5000個に減った
時点で細胞の寿命が尽きると考えられています。

 

現在では、テロメアは年平均で約50個ずつ減ると
考えられているので、単純計算では人間の寿命は約100年と
いうことになります。

 

しかし、寿命の回数券は、持ち主の使い方次第で増減します。

 

活性酸素は、このテロメアの短縮スピードを速める
大きな原因となるのです。

 

いかがでしょうか。50歳を過ぎても、高糖質食を摂り続けて
いると、身体の中では以上のようなトラブルが多発します。

 

だからこそ、過剰な糖質は中高年にとって不要どころか
むしろ有害といえるのです。

 

みなさんの中には、ご飯やパン、麺類などの主食を
しっかり食べないと満足できないという人が実際多いと
思います。

 

しかし、どれだけ糖質を含んでいるかを考えて見てください。
ご飯1杯はスティックシュガー約18本分
6枚切りの食パン1枚は約9本分
うどん1玉は約14本分に相当します。

 

糖尿病ならびに重大な病気を防ぐためにもこうした糖質の
摂取量を少しでも減らすことがミトコンドリアエンジンを
活発に働かせ、健康な生活を実現することにつながるのです。